早期食道癌、早期咽頭癌

胃カメラの際、咽頭部(喉元)、食道についてはNBI拡大観察を十分に行うようにしています。極く早期の癌を見つけられるからです。数mm(1mm〜)の極微小な病変もBrown spotとして観察されます。これまでに11例以上の方に見られました。経過観察となっている方が多いですが、内視鏡で診断的治療を行った方もいらっしゃいます。
ヘリコバクタ・ピロリ菌とは関連はなさそうです。
タバコ、アルコール摂取量が多い方は要注意です。定期的にNBI内視鏡観察をお勧めします。